警察と保険会社に連絡し、事故の手続きを進めてください。ケガや不調のある場合は無理をせず、医療機関の診察を受けるようにしましょう。我慢して仕事を続けると症状が悪化するだけでなく、休業補償も受けられません。事故後すぐに弁護士にご相談をいただければ、この先の見通しを基に、一番有利な方法で進められます。
整骨院では、「診断書」を交付してもらえない場合があります。医師のいる医療機関を受診するようにしてください。治療費が打ち切られたりした場合でも、必要に応じて交渉をいたします。
症状が固定し、治療の効果が望めないのであれば、後遺障害の申立てを行うようにします。同じ後遺症でも、保険会社と医師の認識は異なりますので注意が必要です。後遺障害については、専門の行政書士と連携していますので、適切な後遺障害の認定を受けられるケースが多くあります。
ある程度のまとまった金額を目の前にすると、誰でも納得しそうになります。しかし、裁判基準に満たない可能性がありますので、弁護士に相談してみてはいかがでしょうか。
膝に痛みが残っているのに、保険会社が後遺障害を認めてくれない。
担当医師と詳細な打ち合わせを行い、意見書を作成してもらいました。また、同種事案で後遺障害が認定された裁判例を調査し、異議申立ての際に添付しました。
異議申立てが認められ、後遺障害と認定。その結果、保険会社からの示談金が、3000円から約300万円に増加した。
着手金30万円と、報酬金として増加分の16パーセントにあたる約48万円。
後遺障害の認定が適切になされなかった事案です。異議申立てなどを行う際、医師に意見書や診断書を交付してもらうのが一般的ですが、学術的な内容を書かれてもあまり意味を持ちません。医師によっては、適切な書き方を知らない場合もあります。ぜひ、弁護士へお問い合わせください。
交通事故の場合、早めに弁護士にご相談いただいた方が、その後の保険会社との交渉を有利に進められます。相手方に保険会社が入っている場合、着手金は柔軟に対応できますので、お早めにご相談ください。